遥かなるときへ

ひとの心には
言葉にならない風景がある
ひかりと影のあいだに揺れる
名もなき日々の面影

時は流れ
幾度も空は色を変え
忘れたはずのものが
ふと 胸に触れる夜がある

いま 静かに綴る
声なき想いの残響
それは誰かに届くためではなく
ただ ここに在った証として

いつか
時の向こう側に
この光が
そっと溶け込むことを願って

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